つぶやき中国 2014年

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◆2014年1月のつぶやき
「尖閣と首相の靖国参拝で日中関係は冷えたまま。関係に進展がないのは、政治の幼さにでもあるだろう。昔の政治家は保守であれ、相手の立場を理解する余裕も、複雑な関係を処する手腕もあったが、今の政治家にそれが欠ける。野球なら直球しか投げられない。技量と度量に欠けるか」

「どうも右に偏りすぎる人は、痛い、熱い、辛い、嫌い、感じる、の末梢神経で物事を考えるためか、前の都知事のように思考が単純すぎて困る」

「読売新聞が1979年5月31日「尖閣問題を留保し将来の解決を待つことで日中政府が了解した。政府対政府のれっきとした約束ごとであり、約束した以上は遵守するのが筋道である。尖閣諸島問題は慎重に対処し、決して紛争のタネにしてはならない」との社説を掲載している」

「安倍政権の本音は日中対立だろう。特定秘密保護法、武器輸出三原則、集団的自衛権、憲法、国防軍の政権課題に進むには「中国は怖い」の反中世論は大きな援軍だ。
靖国参拝で中国の反日感情は高まり、軍の示威行動も活発になる。再び反日デモが吹き荒れれば、日本人の反中感情、ナショナリズムも高まり、課題に進む環境は整備される」

「2013年1〜8月の中国の乗用車販売台数は、独、米、韓、仏の前年比、19.6%、14.0%、18.5%、19.0%増に対して、日系メーカーは11.1%の減少。だが、9月はトヨタが前年比63.5%増、日産が83.4%増、本田が118.1%増。そこで靖国参拝が起きた。またまた積んだ積み木が崩される。首相就任時の約束を守れと誰かにの脅されたのだろうが」

「消費税で経済が失速する。「三本目の矢」が紙の吹き矢とわかれば、政権の支持は急激に低下する。靖国参拝は、その前の駆け込み寺ならぬ駆け込み参拝なのか」

「特定機密保護法や集団的自衛権の国会答弁では、首相は前を見て話す。経済の話は下の原稿を見て話す。目も虚ろだ」

「バブルで浮かれているのは東京だけ。関西や地方経済は動かない。当然だろう。金をばらまき円安日本のバーゲンセールをしている。バブル関連企業以外の賃金は上がるはずもない」

◆2014年3月のつぶやき
「デフォルト容認で影の銀行リスクが高まり、金融システムが収縮して危機の連鎖が起きると考える日本の報道も多い。しかしもともと金融制度の外にあり、システムで動いていないのが影の銀行なので連鎖が起きるわけがない。天価の高利を狙った芸術品、石炭、高利貸付信託理財などに影響が出て、リスクに不慣れな中国のお金持ちが嘆く程度だろう」

「影の銀行規模は人民銀行の計算では28.8兆.元だ。その多くが地方の融資平台(融資の受け皿としての地方政府の投資、開発会社)にまわっている。影の銀行問題は言い換えれば地方政府の借金問題。地方の借金問題とは国の借金問題。すなわち中国の信用問題だ」

「皆が国の信用をバックに出来レースをしているのが中国の影の銀行の大きな部分。しかし日本の報道は地方のゴーストタウンをクローズアップして影の銀行の不安を煽る」

「幽霊建物には電気工事も内装工事もなくコンクリートだけのものも多い。地価の値上がりで含み益が大きいゴーストタウンもある。売れと言っても銀行が手放さないものもある」

「日本では国の債務に地方債務を加えて「借金漬け中国」を批判している。だが、地方融資平台は投資、開発会社なので資産もあれば、事業収入もある。中国がバブルなら、なおさら含み益も大きい。地方政府の財政収入には土地売却収入も事業収入も入っていない。単純に借金額だけでの批判は間違いだ」

「中国の中央と地方の債務合計は32.8兆元、GDP比63%だ。昨年9月の日本の債務は1011兆円、GDPの209%、うち国債残高は840兆円。2020年に、国債残高は1000兆円を超える」

「中国は高成長と物価上昇で、返済せずとも借金負担を減らせる。アベノミクスもバブルを煽り、借金踏み倒しを狙うが、如何せん経済環境が違いすぎる」

「中国には、債務返済の三つの金庫がある。一つは土地。二つは国有企業。三つは外貨準備」

「深センのアパートの近くでは農民工アパートを経営する村民も多い。1棟で月に1万元ほどの収入になる。村民は村の集体土地を工業団地に開発する時、保証金を得るが、その金でアパートを建てる人もいれば、マカオのカジノで使い果たす人もいる。

村の団地に出資した村民は毎年家族1人で2万元ほどの配当を受ける。カジノで使った村民には収入がない。中国の格差は表から見ていてもわからない」

「日本の中国の格差指摘には多くの分析の誤りがある。統計数字の読み方も間違っているし、統計外の裏所得を読まなければ中国の格差実態はわからない。しかし、なぜか単純に統計だけで比較し、農村所得の都市に対する30%の比率で格差が問題とされる」

「今年2月、東莞、哈爾浜、煙台などで違法クラブやマッサージ店が摘発された。これらの店は黄色産業、色情産業と呼ぶ。昨年の東莞のGDPは5500億元、黄色産業規模はGDPの10%を超える。夜の世界で働く女性は25万人、違法クラブで働く女性は10万人で「紅粉軍団」と呼ぶ。彼女達の所得は統計にもないが、その経済に与える影響は大きい」

「中国の格差を批判している間に、実は日本の格差が深刻だ。中国の格差は日本で言われるほどの大きなものではない。もちろん格差はあるが数字のとらえ方に間違いが多い。しかも毎年の最低賃金の上昇と内陸開発で中国の格差は縮小に向かっている。
しかし日本の格差拡大は顕著だ。家計金融資産が年々減少し、2011年に2人以上世帯で貯蓄が無いと答えた世帯は28.6%、1990年代には10%だったが」

◆2014年 4月のつぶやき
「今の安倍政権は、速度違反を仕向けて前の車を煽るのと同じ。靖国参拝、集団的自衛権、与那国島の自衛隊施設で中国を煽り、速度違反を仕向けている。先にあるのが憲法改正」

「維新の議員が河野談話の見直しの署名を集めている。従軍慰安婦の強制は無いというが、ヤクザ世界の鉄砲玉は本部組織を外れた外のまた外の人間。直接の強制はないとしても軍の慰安婦活用は事実だ。ヤクザの最高幹部が知らないと言っているのと同じだ」

◆2014年5月のつぶやき
「住宅街で朝から晩まで、休みなく拡声器で叫び続ける店の宣伝、中国だからしかたない
すぐに錆が出るアパートの台所、浴室の水回りの器具。真夜中に突如、大音響で響きわたる爆竹、車の盗難防止サイレンも一斉に叫び出す、中国だからしかたない」

「高速道路で必ず出会う交通事故。高速道路を自転車が走っている。高速道路のトンネル内の追い越し車線を人が歩いていた。高速道路のトンネル内で車がパンクした、追い越し車線に止めてタイヤを換え、走るトラックの轟音が地獄の音に聞こえた。中国だからしかたがないが、これは怖かった」

「飛行機が遅れる、中国だからしかたない、しかし搭乗して機内で5時間待たされたのには疲れた。地方の空港で始発便出発の30分前にロビーのドアが開けられたところがあった」

「小学校の終業時、門の前におじいちゃん、おばあちゃん、道路には迎えのお母さんの車の二重駐車、信号があっても、中国では小さな子供は一人で道路を渡れない、中国だからしかたない」

「たまに行くレストランで猫と蛇がガラス瓶に入れられアルコールづけで飾られている?店がある、たまに誰かが飲むそうな、中国だからしかたない」

「上海の事務所で、浄水ボトルを配達してもらっていたが、1年間、ボトルに入れた水道水を飲まされていた、中国だからしかたない」

「航空チケットに偽チケットがあった、航空会社のカウンターで確認したら、顔色も変えずに偽だよと言われた、中国だからしかたない」

「100元札をお店で出したら偽で使えないと言われた、頭に来て別の店で出したらやはり使えないと言われた、中国だからしかたない」

「社員が裏リベートをもらっていた、社員が辞めて、別の社員が取引先に行った、何も言わないのに、あんたも前の人と同じようにしますかと言われた、中国だからしかたない」

「いつ行っても今日は発票(領収書)が無いというレストランがある、今日はを、365日繰り返す、一銭も税金を払っていないのか、中国だからしかたない」

◆2014年6月のつぶやき
「安倍政権の社会経済政策の重要課題が「人口急減の克服」だそうな。そのために総合戦略本部を設け、「東京一極集中」是正にも取り組むそうな。30年前の新聞の見出しを見ているのか、いやまぎれもなく2014年6月2日の朝刊だ」

「それにしても政治家はいい身分だ。30年前にやるべきことをせず、今になり戦略本部だ。
会社も倒産寸前にはやたら戦略本部が増える。戦略という言葉で煙に巻き、お茶を濁すのか。戦略という言葉の語感で何かが動くと錯覚するのか。30年間の議員報酬を返してから戦略本部をつくってくれ。まさかそれも第三の矢とは言わないだろうな」

「今はNHKより、中国の地方新聞の方が批判精神を持っている。キャスターは特定秘密保護法や集団的自衛権にも論評しない。賛成とも言えず、反対とも言えない。批判もできない苦しい胸の中も見える。一番いいのは、見ざる聞かざるに徹することか。政府広報に徹することか。それなら見ただけの時間で受信料を払うように変えるべき。政府広報誌を一方的に買わされるのも、大阪弁で言えば“けったくそ悪い”」

「それにしても安倍政権は日銀のお金を押さえ、テレビを押さえ、法人税減税で財界の首根っこも押さえる。原子力規制委員会の委員も押さえた。幕藩体制強化が進み、逆らうものは改易、減封、辺境への移封が待っている」

「安倍政権は向かうところ敵なしのようだ。だが一方で自民党の退潮も始まった。過去の自民党らしさは保守中道、穏健派によるバランスだ。だが中道も右派や右翼、武闘派に飲み込まれた。移封を恐れ声もだせない。バランスの崩れは保守の衰亡に繋がる」

「首相は、得々とアベノミクスの成果を語る。アベノミクスの3本の矢のお蔭で、15年の間、動かなかった経済が動いたでしょ。15年の中の自身の1年を忘れている。大半が自民党時代だったことも忘れている。えっ、3本の矢?聞き間違いでなければ、1本をどこに置き忘れてきたの」




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