日本の政治はボクちゃん政治
農水大臣がどこかの講演で「私は米を買ったことがない。全部もらいもの」と発言したそう。自民党では昔からこういうどうしようもないバカな二世議員が度々大臣になる。
コメ問題は今に始まったことでなく、基本法農政や総合農政、自由化など日本の農政無策の象徴。日本農業は工業と輸出を奨励する戦後自民党の都合に振り回され続けた。
政府備蓄米を放出するなら、普通はその放出のしかた、物流、末端への流れなど、すべての対応策を決めてから進める。そんなことも考えないボクちゃんたちが政治ごっこをしている。そして、その発言もボクちゃんの発言になる。しかし、子供でも言っていいこと、いけないことは考えるが。
米の自由化で余分な米は輸出する。少しでも高く買ってくれるなら輸出する。そして輸出すれば、こんどは米が不足しているのに中国に輸出するのは問題と叩くバカもいる。少し前まで、日本の美味しい米を海外にと言っていたのではなかったのか。
夫婦別姓に対し、今の首相も結局は風呂屋の釜。何も変えたくない右翼、保守に足をひっぱられ何も決められない、何も変えられない自民党。いよいよ、今年の参議院選挙は、そんな自民党に三行半の選挙になってきた。
日本は「満蒙の沃野を頂戴しよう」で中国を侵略して南京大虐殺、重慶無差別空爆、上海市街戦、東北満州での「殲滅掃討作戦」による無差別殺戮、生体実権、強姦、細菌部隊、麻薬密売と阿片蔓延、軍関与の慰安婦、偽札印刷など、考えられるあらゆる歴史的大罪を中国で繰り返した。日本会議や神道政治連盟に関係する議員たちが日本の侵略と汚辱の歴史を変えようと暗躍する。
沖縄のひめゆりの塔をめぐりチンケな右翼思想を発信した議員もいた。抗議を受けたら発言が切り取られて残念と発言したそうだが、架空の話をデッチあげ、抗議を受けると切り取られ残念と言った。ネトウヨや右翼の票を集めるために、心の底では自身の言動がおかしいとは思いつつも歴史改竄運動を行っている。国会議員でいるだけでも日本の恥。
万博協会は入場者のカウントにADつまり万博関係者の入場も入れている。底上げのお土産品と同じ。そのADには清掃や、警備の人は入れていないという。なぜ、会場職員などの関係者を入れ、清掃、警備の人は入れないのか。多くのボランティアはどちらに入れているのか。差別をし、かつ水増しをしているように見える。しかも大阪のボクちゃん知事は水増しではないと屁理屈を言う。水増しでないならわざわざ会場職員を含む入場者など公表する必要もない。トリックアートで世間の錯覚を期待しているように見える。
ぼったくりと水増し万博で、紙コップ、ティーバッグの紅茶とお菓子セットが5,000円、売る方のイギリス館も厚顔で、恥は異国でかき捨て、どさくさ紛れの火事場泥棒みたいだが、それを注文する人もいるとは驚き。「午後の紅茶」は「誤誤の紅茶」だった。
大阪万博来場者2820万人は想定であり目標ではないと万博協会は語った。きっと現実の来場者がその想定を上まわったら、目標を突破、どんなもんじゃい・・とのコメントになっていただろう。想定は目標ではないとよく言えたもの。それなら目標も持たずに、多額の税金事業を進めていることになる。
目標を持たないということは、行き当たりばったりということ。だから、予算だけは確実に消化となり、予算は想定を超えるが収入は行き当たりばったり。ほんと気楽。やはり大阪万博は“失敗に学ぶ”のテーマで企業研修に使える。
元の大阪の知事、元維新代表の弁護士は万博の後にカジノがくれば年間1000億円が入るなどのバカなことを言う。大阪浮上の夢想を語り、結局何もできないので安直に万博やカジノに飛びついただけのこと。
立憲民主の議員が中国のEV車購入への補助金支給を止め、日本車にだけ支給し、日本車を守れと国会で質問していた。こういうのがいるから日本の力はどんどん落ちていく。国会議員なら些末のことに屁理屈をこねず、もっとまともな政策を考えろと思うが。
米国に関税交渉に行った大臣が非常にうまくいったと自画自賛で帰ってきた。何がうまくいったのかさっぱりわからない。今度は何を土産にし、何を買う約束をしたのかな.
交渉に行った大臣は、なぜ、こんな状況でもヘラヘラ笑って握手しながら記念写真を撮れるのか。日本が置かれた現状認識が全くできていない。
ゆっくり急ぐなど、わけのわからない言葉遊びをしている状況ではないだろ。米国から、頬っぺたを殴られたなら、一発、殴り返えしてから日本に帰れと思うが。
米国のために負担している思いやり予算を全て止める、買う約束の戦闘機もミサイルもキャンセル、米国からの兵器爆買いも止める。へらへら笑ってないで、それぐらいの外交ができないのか。
そうこうしているうちにNATOの会合に日本の首相を招待するそうだ。ほいほい出かけて日本もNATO協力メンバーに加えられ、相応の軍備負担を押し付けられて米国からの武器爆買いが進む。米国とNATOの筋書きどおりに進む。日本はポチのようにしっぽをふるだけ。
国民民主党員の偽名不倫、党代表は自分自身の不倫とは違うので、厳しい処分と話した。己の行為は核心をぼやかして逃げ、ほとぼりが冷めるのを待っている。同病相憐れの女性元議員を参議院で公認した。この党は、選挙前には野党のふりをし、選挙が終われば与党の服を着る。
トランプが映画にも関税をかけるという。単純、夢想だけの米映画には飽き飽きする人も多い。生産業より、性産業が得意なアメリカ。映画も性映画に特化すればもっと輸出が増えるかも。性に得意なトランプも、余計なことに口をはさまず、その分野に特化してがんばればいいのにと冗談半分に思うが。そして今度はハーバード大学の留学生すら拒否した。己の劣等感を名門大学批判に向けている。
横須賀や京都で飲酒運転事故が相次いだ。横須賀の車の運転手は事故前に長い時間酒を飲んでいたそう。過失運転でも、危険運転でもなく殺人未遂と同じレベル。
森友文書、結局は、政治家関係者との応接記録廃棄の過程で、一部文書が欠落したとの言い訳で、不完全文書が遺族に渡されていた。100%予想されたこと。政治家関係者との応接記録は、亡くなった首相、その周辺、そして参議院でなく三千院に行くべき元首相のヨメハン、その指示のもとに動いた財務省、それにつきると思うが、結局は肝心の部分をぼやかして文書が渡された。隠せば隠すほど、推定が真実に近づく。皮肉な結果。
文書が廃棄されても、財務省や近畿財務局職員の頭の中には、廃棄文書が残っているだろう。その頭の中の文書を証言すればやっかいな手続きの必要もない。当事者はもんもんとした日々、人生を過ごすより、それを証言して“おとうちゃん、よくやった”と言われるほうが、よほど人生、充実すると思うが。
フジテレビの性暴力問題で当事者の芸人が第三者委員会結論への反論を出した。当日、件の女性以外には声もかけず、いや連絡したが皆に断られたとの嘘で、密室での二人だけの時間を“しかけ”た。それだけでも何を意図し、何が起きるかは想定できる。下心がミエミエだが、金のためにその芸人の弁護を引き受ける弁護士もいる。弁護士には木をつつくのは得意だが、森を見るのが弱い人も多い。いやそれもわかっているが、やはり金のためか。
福岡県の田川市長もセクハラでなく同意のもとと反論。セクハラか同意か、なんてどうでもいい。公費を使いセクハラか同意かの女性と同伴出張したのだろう。こんなセコイ男が市長にいる。この男は、それがそもそも問題ということがわかっていないのか。
自衛隊機が愛知県の池に墜落。しかし何日たっても機体を見つけることができない。日本は高額兵器を米国から爆買い。しかし小さな池の墜落機すら見つけるのに四苦八苦。このちぐはぐさ。
羽田空港ビル会長が政治家のバカ息子に利益供与ほう助の疑い。この会長は20年間、空港ビルのいろんなレストランでただ飯食いだったとか。民間のまともな経営者であれば、状況に応じて自社レストランでの飲食であっても交際費か自腹かを考えて行動する。今日はどこでただ飯を食おうかな、きっと20年間それをだけを楽しみに出勤していたのだろう。