末法の世の日本はどこへ向かうのか

末法の世の日本自民党政治屋のパーティ券売上の裏金が問題になっている。この売上は多額の収入があっても税金は払わない。税金を払わない金がさらに裏に回り、政治屋達の飲み食いや選挙買収資金に使われたのだろうか。こいつらは権益、権力を利用して江戸時代の悪代官顔負けの闇の世界で生きている。政治家は仲間と飲むのも政治活動と擁護するヤツもいる。我々は税金を払った金で仲間と飲んでいるが。やはり自民党の消滅が日本再生の切り札だろう。

パーティ券の裏金、さくらを見る会、森友学園、カケイ学園、前首相は疑惑だらけだった。アベノミクスも日銀と組んだ疑惑そのもの。亡くなった人間を悪く言うのも気がひけるが、この人物は死ぬまで疑惑の中で生きていた。

元NHKの安倍べったり記者が、2021年に安倍首相が裏金に激怒、すぐに対応を指示したとかなんとか発言。元記者は今もべったり。首相なので10年以上も派閥トップも同然。当然のこと裏金も認識していただろうし、自身もキックバックを受けたとも十分考えられる。それも調べず、前首相が関係なかったような話を持ち出す。NHK時代からのべったり、が今も続き、うんざり。自派閥で高額裏金が横行しても対処していないので、裏金に激怒どころの話ではない。首相の責任が問われる。そういう考え方すらできない元記者がNHKを辞めた後もジャーナリストとしてべったり発言を繰り返えす。この人物にはジャーナリストはきっと軽い商売なのだろう。

 

今の首相は派閥を抜けると発言した。首相の仕事に専念するためだそうだ。何をいまさら・・。そんなことは首相になる時に言えないのか。パーティ券問題で火がつき、首相退陣のカウントダウンもささやかれてからの発言。前の首相もそうだが、どうしてもの事の判断力が伴わず、先を考えられない人間が首相になるのだろうか。

 

派閥政治で日本は滅ぶ。派閥をつくるのは領袖がお神輿に担がれるため。己の能力がないので派閥をつくり組織に担がれようとする。一人一人の能力は低いが集まることで大きく見せる。いわしの群れとよく似ている。雑魚も磯辺に集まる。大きな派閥ほど、それが強くなる。政治の世界もヤクザの世界も同じか。だから安倍派のような問題が出る。そしてそんな派閥の領袖が首相になる。日本も衰退するわけだ。

 

経団連を初め財界と言われる組織は全く機能していない。献金やパーティ券購入で自民党を支え、追随するだけ。献金やパーティ券購入は国のためでなく、いかに自分に利益誘導できるかのため。日本をどうするのかのまともな政策提言もない。自己満足の親睦団体が経団連その他の経済団体だろう。かくして日本はどん底への急坂をひたすら降る。そして大企業でまたまた大きな問題も出た。

 

あれだけ頻繁に行われていた金集めパーティで金を集めるのは大変だったろうに。販売計画を検討し、顧客リストを整理し、営業会議を開き、売上状況を確認する。未納の客には再三プッシュして、自ら足も運ぶ。前首相とツーショット写真が撮れると持ちかけパーティ券を売っていたバカ議員もいたそうな。それが政治屋の主な活動。こいつらは、政治活動どころではないわな。日本が変わらなかった原因がやっとわかった。日本が借金大国になる理由もやっとわかった。

 

自民党は日本を沈みゆく国にした。何も手を打てず、策もないので税収も乏しく、借金を増やし授業料無償化や育児給付を拡大、それを餌にして選挙票を確保する。体の良い買収と同じだ。議員を減らし、議員給料を半分にし、お前らが飲み食いに使う裏金を吐き出し保障に回せ。なにもせずに、ひたすら裏金づくりに励んでいたとは。トホホ・・。

 

日大がずっと揺れ動いている。フィクションの世界で生きてきた作家を、どろどろした生身の人間が蠢く世界に入れたので、組織改革なんて進むわけがない。最初からわかっていたことだろう。何も改革できない、の思惑のもと作家を理事長に据えたのだろう。

 

宝塚も揺れ動いている。本質の問題は劇団や親会社、阪急の経営層の怠慢、言わば過失だ。時代が変わり、社会が変わり、家庭も変わり、劇団の教育、指導も改革しなければならなかったが、それに背を向け問題が起きた。時代の変化を読んだ経営が出来ない人間が経営をしていた。大組織でお神輿に担がれトップになったので、必然的にそうなってしまうのか。愛を持って叱るなんてできない子がストレス解消で後輩をいじめていた。自分もそうされてきたから同じことをした。いじめられた後輩もそれに耐えることができなかった。問題が起きることは時代を読めばわかること。変化を読めない人間が経営していた。だから過失だ。 尤も、時代変化を読めない連中が日本の政治をしているので、それも時のながれか。

 

進駐軍のオスプレイが墜落した。いつか墜落すると思われていたのがやっぱり墜落した。日本政府は飛行禁止にできない。お願いだけだった。お願いは無視される。当然だ、いまだ日本は進駐軍に拉致された植民地だから。飛行を中止しないなら出ていけ、くらいのことを言えと思うが。そんな覇気ある政治家はいない。

欠陥飛行機オスプレイが生産中止とのこと。日本は不良品を30機つかまされた。いや、前の首相は己の腹が痛まないので、不良品を承知の上で買ったのだろうか。すぐに返品して損害賠償も請求せんかい。一般企業なら考えられないことが政治の世界で平気で行われている。

何百億円かでつくる万博の日除け屋根、終われば全国の木を燃やして湯を沸かしているお風呂屋さんに材木を寄付すればいい。そしたら無駄も少しは世の役にたつかも。何百億円もの木で焚いた風呂。さぞ気持ちよく温まるだろう。

そしてもう一つの使い道もある。きっと日除け屋根によじ登り注目を集めたい悪いヤツも現れるだろう。早登り競争でもするか。そうなればムダな日除けも世界の注目を得られるか。木造の大規模建築、それを見て大阪の知事は日本の力と自画自賛した。万博を擁護する連中も同じように言う。それなら近くにある東大寺や興福寺を見に行けば済むこと。東大寺では万博の日除けよりもっと偉大な知恵を見ることができる。クレーンと金属のつなぎで大急ぎで組み立てた日除け、どこに日本のノウハウがあるのか、ふっし~ぎ~・・。

関西空港も埋め立て後、何メートルも沈下した。ゴミで埋め立てた万博会場はそれ以上に問題があるのはわかりきったこと。万博をやり、博打場をつくるためゴリ押しで進めた。

日除けの木製構築物はしばらくしたら地盤沈下で傾きだすかもしれない。万博どころではなくなるかも。博打にはまる人の家計が傾くより前に、博打場の建物が傾くかも。

少子高齢化、働く人の不足、建設現場の人手不足、アベノミクスによる安売り日本の円安、その結果の物価高騰と生活苦、みんな予測されたこと。万博費用の高騰も予測されたこと。先を読めない、目先で動く人間が政治をしている。

おまけに万博運営費も大幅増加。人件費増加のためだそうだ。日本政府はなんとかミクスで賃金を上げようとした。それなら賃金上昇も計画に織り込んでいたはずだ。何をいまさらだが、本音は、日本経済の上昇も賃金上昇も選挙のための口先だけ。口先だけのなんとかミクスで上昇するはずはない、賃金上昇を見込んで計画を立てると万博費用はとてつもなく膨らみ問題も起きる。賃金なんて上がるわけがないとの本音で計画をたてた。だが人手不足で目算が狂い、足下をみられ人件費が上がる。運営費も建設費もまだまだ上がる。運営と建設に関わる企業は皆、足下を見る。万博協会はあせりから、要求通り費用を上げざるを得ない。その場しのぎの嘘が繰り返されて、万博費用はさらにどんどん高騰する。

その手口は小出にしながら、子供無料招待費追加も餌に、しかたないなと思わせながら、追加を発表している。最後は驚愕すべき額が追加されていた。

運営費が赤字になったらどこが資金を負担するかで責任のなすりあいをしている。資金計画も立てずにとにかくやろうで始めた万博。事業やプロジェクトの経験もない、ど素人が多額の税金をつかい万博事業を始めた。資金計画もたてずにプロジェクトを始める。まともな企業では考えられないことが起きている。まさにどんぶり勘定の維新万博だ。

 

万博会場アクセス整備などのインフラ整備に9.7兆円かかるそうだ。万博は一時的なので、ずっと続く博打場整備が真の狙いなのか。胴元を潤すだけの賭博にそれだけの金をかけるとは・・。万博そのものが博打なのでしかたないか。

 

パレスチナの停戦決議に米国は拒否権発動した。ウクライナには大量の兵器を供給し戦争拡大を狙った。米国はなんと野蛮で品のない国なのか。米国映画の理想と現実がこれほど乖離した国も珍しい。パレスチナは、あかの他人が住む家に何千年前の大昔、自分の先祖が住んでいたので、お前たちは出ていけと力ずくで住人を追い出した地だ。昔、日本が中国でやったことと同じ。イスラエルを擁護するヤツはこれを理解できない。イスラエルを支援するなら、広大な米国の土地のごく一部をイスラエルに無償でさしあげ、国を移させろ。今のイスラエルの地には「遠い昔にユダヤの先祖が住んでいた地」、のモニュメントがあれば十分だ。

日本で生産されたパトリオットが米国に輸出される。いよいよ日本も米国の兵器生産基地になった。進駐軍の駐留だけでなく米国兵器工場も日本にできた。米国の戦争拡大戦略に日本も本格的に組み込まれた。そして東アジアの緊張はさらに高まる。いや緊張を高めるためにそうしているのだが。高まれば米国が潤う。これは前首相のこの世への置き土産だ。

海外に自衛隊を派兵し、武器も輸出できるようなった。戦争地域に日本製兵器がどんどん輸出される。自衛隊の派兵もさらに進む。自民党は日本が戦争をできる国へとアクセルを強めている。そしていつか来た道、侵略国家への道も再び歩み始めた。

国会で議員が自らトイレ掃除をしたそうだ。しかも素手で。それを聞き、不衛生だからやめろとか、国会議員としての仕事をせよとか、パフォーマンスは止めろとか、国民に不快の声があることが伝えられた。しかし、一方で頭が下がると思う人も多いだろう。不快と思うヤツは自分でそれをしてから言え。汚く不快と思う人間の方が多いなら、日本人も落ちるところまで落ちたのだろう。トイレ掃除をしている人は、裏金づくりに励んでいるヤツよりよほどまともな人間だろう。

日銀はまたまた、またまた大規模金融緩和の維持を決定した。大麻、麻薬から抜け出せなくなった人と同じ。そのうち日本は廃人になるのか。どうしようもなくなった日本。死ぬまで大規模金融緩和とおつきあいか。

 

大規模金融緩和のおかげでとっくに潰れている会社がたくさん生き延びている。延命措置でチューブにつながれながら生き延びる。表の倒産件数は発表されるが、隠れた倒産は発表されない。それを隠して政府や日銀は経済統計を発表している。

 

経済統計もまやかしなら失業統計もまやかしだ。今の日本で倒産も失業も大幅に増えないわけはない。1日でも臨時雇いやアルバイトで仕事をすれば失業者にならない。日本の政府はうまく手品のようなしくみをつくっている。

 

それにしてもこれだけ食品などの生活必需品、身の回りの品の値段が上がり、値上げしない店は、中身の量を減らしているが、政府発表の物価上昇率が低すぎる。どこかにまやかしがあるのだろう。やはり手品があるのか。ほんとうの日本は不況下の物価高。多くの人がそれを日々の生活で実感しているはずだが。生活苦に政治屋の裏金。もうすぐ日本で暴動が起きるか。起きないのが不思議。

外食チェーンのサイゼリアで子供が泣いたら店員に「退店になります」と注意された。

新幹線に乗っていても幼い赤ちゃんが泣けば、乗客のなかには車掌に注意して、と言うヤツもいる。言われた車掌はお母さんにデッキに連れていってくださいと注意する。幼い子供を二人も連れたお母さんは新幹線にも乗れない。まだ1歳や2歳の子供は泣くのも仕事。こんな風土の中で日本は少子化担当大臣をつくりまやかしの対策している。いや対策をしているように装う。拉致問題で議員がつけるバッチと同じ。

少子化対策のためには、まず日本人の心の教育が先かもしれない。

サイゼリアは中国にも出店している。中国の店では大人も子供も大声で話す。中国の店で退店しろと言えるなら日本で言え。サイゼリアにはもう食べにいかないと抗議を示さないと日本の少子化対策は進まないだろう。