南京虐殺を無かったものにする嘘と歩む虚構の人生

三軽新聞、いやサンケイ新聞と桜井よしこがタッグを組んで日本軍の南京虐殺はなかったとの新聞記事がでた。このオバはん、いや婆婆かな、は晩年までも恥をさらしている。しかし、わかるような気もする。嘘とともに歩んだ虚構の人生、いまさら虐殺はあったと認めると、己の人生の否定につながる。だから言わざるをえないか。

 

それにしてもこの婆は長年、中国に関しての嘘を煽ってきた。歴史を知らされていない若者にはそれを信じて同調する人もいる。資金源は台湾筋か右翼団体かわからないが、長年、虚構の人生を生きてきた。南京虐殺は無かった、の記事はその総仕上げか。

 

なぜ嘘を言い続けるのか。神道と国学に根ざす国体思想に凝り固まっているからだろう。

日本良い国、清い国、世界で一つの神の国と思い込み、なにがなんでも嘘で固めないといけないと思っているのだろう。

 

その婆とタッグを組んで嘘を報道する三軽、いやサンケイ新聞は論外だが、一部マスコミ、メディアも過去、この婆婆を持ち上げ、番組にも出演させた。そんなマスコミ、メディアの罪も大きい。

 

日本軍の南京侵攻時、第十六師団歩兵第三十旅団は「掃蕩し撃滅すべし」の敗残兵殲滅命令を出した。青壮年はすべて敗残兵、便衣兵、民間人の衣服をきた兵とみなしすべてこれを逮捕監禁すべしとされたが、一方で俘虜は受け付けずの命令も出し民間人を含む殲滅作戦が動き出した。日本兵は多数の日本兵が無くなった苛烈な上海市街戦、蘇州の戦闘を経て、狂気の中で南京に入場し虐殺の布石は入城前からあった。姿勢の良い者、目つきのするどい者は兵とみなされ、日本兵を見て驚いて走り出したものも捕まり、トラックに乗せて揚子江の下関埠頭に集め、河に追い落として埠頭から機関銃を打ちまくった。南京城内に残っていた何万もの市民も逃れようと埠頭に集まり悲劇がさらに拡大した。当時、第三十三連隊で埠頭の見張りをしていた日本兵は「毎日、朝から晩まで、トラックで捕虜とも普通の人とも見わけがつかない人々を運んできては、河の中に追い落とし、機関銃で射撃するところを目撃したと証言している。

 

南京城内には難民区があったが、日本兵は難民区でも敗残兵狩りを行った。難民区の病院に勤務した外国人医師は、日本兵は病院の看護婦まで強姦したと証言している。

 

桜井よしこの言う南京虐殺は無かったという嘘を日本の若者は信じ、清廉潔白の日本がどうして侵略、虐殺で貶められるのかと疑問に思う。そして日本を守るために自衛力を高めねばと考える。社会科教科書の南京事件の記述は2行だけなので、さもありなんか。

しかしどんな戦争も自衛のための言葉で始まる。自民党の稲田朋美のように「戦争は、善悪はともかく、国家間の紛争解決の手段」と語るどうしようもないバカもいる。こうして日本は再び戦争、侵略への道を歩むかもしれない。

 

名古屋市の超党派議員団の南京訪問がいったん中止になった。

南京記念館には虐殺の写真展示とともに、中日友好の歴史紹介の部屋もあることは、日本ではほとんど知られていない。

 

侵略時代の先祖帰り賛成党、いや参政党が、報道特集は著しく公平性に欠けると批判。おまえたちがそれを言うか。政治に出てはいけない党と人間が、何かの間違いで選挙に出て当選してしまった。そんな党を批判するのは、まっとうな報道の責務。まともでない十人以上の人間が議員になり、彼らにかかる税金のムダはとんでもない金額になってしまった。

 

そんな賛成いや参政党で南京虐殺はデマ、いまだにそのデマを信じているのがいると、嘘を煽るとんでもないバカも議員になってしまった。そのバカに費やされる国家予算のムダ、ムダというより嘘で扇動し、議員になったのだから、強盗やひったくりの類か。

 

極右がナショナリズムを煽り、日本人ファーストのスローガンでなにもわからない大衆を扇動する。参政党を支持するのは30代~40代に多いとのこと。この年代も日本の近代史を知らない。また政治に関心のない人も多い。深い考えもなく一過性の気分で支持している。

何年も前、日本にいる中国人犯罪率は日本人の何倍とのデマを流したヤツもいた。それが政党レベルにエスカレートし、外国人排斥感情が大きくなる。

日本は、自民党政治の失敗でいまやいろんなところで外国人に助けられている。バカな扇動にまどわされず、日本人はもっと冷静にもの事をとらえる判断力を育てないと、日本の国はたいへんなことになる。

 

維新の元代表が「おまえらのせいで日本の道徳が破壊されていく」と日本保守党を批判。まさにそのとおり。よく言った。この元代表はヘイトに対して以前から果敢に批判、気骨がある。

 

首相の戦後80年談話を巡り、もう完結しているとか、談話を出せば利用されるだけとか、バカなことを言うヤツがいる。日本は中国への侵略で南京を始め各地で無差別大殺戮など、歴史上考えられるあらゆる悪行、愚行、大犯罪を行った。戦後80年で完結とか言えるなま易しいものではない。100年、200年、謝罪をしてもまだ追いつかない。バカなことを言うのもいい加減にしろと思うが、バカがバカなことを言うのだからしかたないか。

 

極右の保守党党首のタコ坊主が、国会での居眠りを批判され開き直った。寝たいなら国会なんかに出ず、家で寝ていろ、と思うが。寝ているヤツにまで多額の税金を費やす、そのバカさ。そのバカは広島原爆記念碑の「過ちは二度と・」の言葉まで自虐史観と批判。こんなタコ坊主にまで多額の税金を費やすとは。民主主義の終焉か。

 

そのタコ坊主はあの侵略戦争で今の日本人が罪を背負う必要はないと語る。この坊主は小説を書くが物事の本質は何もわかっていない。その小説も深みはなく上辺だけの物語。侵略の謝罪は今の日本人が過去の日本、日本人が行った悪行に対し、罪を犯した人間に代わり謝罪をしている。そんな当たり前のことも解からず、それでよく小説が書けると思うが。

 

右翼の総本山である異形神社の靖国に祀られている多くの一兵卒は、大罪を犯した戦犯と同じ座に祀らないでくれ。ここには我らの魂はないと叫んでいる。立派に死んで靖国に帰りますと言ったのはバカなやつらに言わされた空虚な言葉。だから靖国には祈りに来るな。それが彼らの本心だろう。肩をいからせ右翼票へのアリバイづくりに形だけの参拝を繰り返す政治屋も、早く目覚めて参拝をやめたらどうだ・・と思うが。首相候補とおだてられ、右翼票へのアリバイづくりで肩をいからせて参拝を続けるあのバカな“おばはん”は、仮に何かの間違いで右翼に担がれ首相になったとしたら、きっと靖国に参拝するだろう。そうなれば、日本は戦争賛美の国として世界に蔑まれるたいへんな国になる。

 

毎年、肩をいからせ集団で靖国に参拝を繰り返す政治屋の殆どは、あの侵略戦争を肯定する。靖国に無理やり祀られている多くの戦死者は、どうしてあんな馬鹿な戦争を始めたのか、自分たちはそんなヤツらに騙されてムダに死んだと思っている。戦争を肯定する政治屋が形だけのアリバイづくりで参拝する姿に、あの世からきっとツバを吐きかけているだろう。

 

そんなバカな参拝を繰り返すヤツは“国の犠牲になった英霊に敬意を払うのは当然”と言うが、言葉が間違っている。“バカな国、バカな指導者に殺されてしまった人々に、そのバカに代り謝罪をするため参拝するのは当然・・”だろう。

 

学校の社会科教科書で近代史、侵略の歴史のところは学期末の時間切れと記述圧縮で教えられていない若い人たちは、その時代、日本が何をしたのかを理解できていない。何も知らない若者は戦争で亡くなった人を追悼するための靖国参拝がなぜ批判されるのかと単純に考えてしまう。右翼の日本史書き換え作戦が成果を上げている。

 

だから歌手の加藤登紀子がハルピンでコンサートをすれば、加藤登紀子はチャイナ生まれだとか、わけのわからない揶揄で批判するどうしようもないバカも出て来てしまう。日本人の頭の中から脳みそが少なくなっているのかも。どこで間違ったのかそんなバカが大学で子供たちを教えている。

 

 戦没者追悼式典で13年ぶりに過去の反省の言葉が復活。あの亡くなったボクチャン首相が13年前に“過去の教訓”の空虚な言葉でお茶を濁して以来、反省の言葉は消えたが、ようやく復活。そんなまともな今の首相を追い落とそうと闇の世界が動く。

 

身内の自民党から内閣不信任案を出すとか、自民党の凋落と己のバカさを今の首相のせいにして正義ヅラをする。だから自民党が良識ある国民から見放され、消滅への道を歩んでいることが理解できていない。良識ない人は相変わらず支持を続けるが。

 

石破おろし・・。降ろせと叫んでいるヤツらは、権力闘争しか頭にない。米国との関税戦争にしろ、日本経済にしろ、2%の物価目標から一転し、庶民の暮らしが立ちいかないインフレにしろ、日本は大変な時代。このような日本に導いた責任をごまかし、権力闘争の石破おろし。参政党とかいう異常なバカ党にすら票を奪われ、自民が凋落するのもなるほどか。

 

毎年8月6日に思う事。日本は核兵器禁止条約にオブザーバ参加もしない。唯一の被爆国がそれを拒否。まともな人間ならとても恥ずかしくて、8月6日の原爆式典には参加できない。しかし毎年、首相は参加して世界に向けての言葉も発信。

歴代首相は、いったいどんな神経をしているのか。まともな神経、まともな心を持っていては政治なんてできないか。なるほどそれで納得。来年からは、おでこに「恥」の一文字を書いて、式典の追悼文を読み上げたらいい。

 

ガザでの無差別殺戮、ナチスと同じホローコストが激化。これを解決する手段はただ一つ。国際機関がすぐにイスラエルのネタニヤフを大虐殺犯罪人として身柄を拘禁すること。それにしても日本のメディアはいまだネタニヤフを首相とか氏づけで報道。

ナチスのホローコストを体験したイスラエルユダヤ人は、自らネタニヤフを処罰、拘束しなければならない。それをせず放置するなら、ユダヤ人はナチスの迫害を批判できない。

 

関税交渉で交渉相手を“ラトちゃん”とか呼んで浮かれていた交渉責任者。浮かれていたのか、交渉内容と決定事項の議事録すらなかった。ビジネスの常識では考えられないこと。きっと件の責任者は関税戦争の認識すらなく、信じれば、思いは天に通じると考えていたのだろう。島国育ちの日本そのもの。

ビジネスの世界ではお前は何しに米国まで何度も行ったのか・・と責任問題になるが。

 

バカトランプは国防省を戦争省に名前を変えたいそうだ。どうしようもないバカはやはりどうしようもないか。

 

しかしどうして日本はいまだに米国の属国なのか。魂まで奪われ、いまだに米軍に居座られて植民地なのか。右翼はなぜそんな米国を批判しないのか。おまえたちの言う「国体」とは所詮、言葉遊びか・・と思うが。岸信介はA級戦犯の己の命を救ってもらう代わりに日本を米国に売り渡した。いまだに日本はそのツケを払い続けている。

 

バカなパチンコ屋のおっさんが派手な参議院選挙買収事件を起こした。自民党は業界団体から献金を受け、しかも買収で選挙協力をしてもらう。その見返りは何か。当然、業界の権益維持、いかに業界に利益をもたらすかだろう。金だけでつながる腐れ縁か。

 

大河原化工機に対する犯罪デッチあげ事件。免罪とかいう生易しいものではない。拘置されて治療も受けられず亡くなった役員の墓前に警察、検察がお参りしたそうだが、心の中では謝っていない。検察はデッチ上げに関わったヤツらの処分さえしていない。身内に甘い検察がミエミエ。

 

政府が出国税を引き上げることを目論んでいる。外国人だけでなく日本人も海外に行くとき、出国税を盗られる。外国人に来てもらうことを観光日本の経済対策にかかげ、外国人が増えると、日本人ファーストとかバカなことをぬかすヤツも出てくる。アベノミクスの失政のつけを盗りやすい税金で安易に取り返そうとする、このクソバカタレがと思うが。

 

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