中進国、そして後進国クラブへの仲間入りの日本

侵略戦争を肯定する異形の右翼神社、靖国神社の建物に中国人が小便をした。それを受けて外務省は中国旅行社の訪日ビザ申請権を取り上げたそうだ。右翼政治屋の突き上げでそうしたのだろうが、外務省もチッポケな子供の喧嘩のような対応をする。A級戦犯すらも国の礎として犠牲になったとバカなことを言う神社。小便をかけられたくらいで騒ぐなと思うが。犬もしょっちゅう小便をかけているだろうに。

姫路の市長が姫路城に来る外国人の入場料を4倍にするという。バカの見本のような対応だ。日本の恥。中国ではほとんどの観光施設で中国人、外国人の区別なく高齢者は無料のところが多い。どういう思考でこんなバカなことを思いつくのか。日本の衰退、中進国から後進国クラブへの仲間入りが進む。いよいよ、“ドル、ドル”と叫びながら日本人が外国人の乗る観光バスに群がる時代の到来が現実味を帯びてきた。姫路の市長もついでに“4倍の入場料はドルで払ってください”の看板を姫路城の入り口に掲げておけばいい。

政治資金規正法の政策活動費に関し、維新は10年後に領収書や明細書を公開する案を出し、自民党が受け入れた。10年後の公開にどんな意味があるのか。いや意味はある。10年たったら国民も忘れる。政策活動費を使った政治屋の多くもいない。10年経てばうやむやに出来るのでそのあたりで手を打てと維新は裏で自民党に提案したのか。結局、維新は権力に迎合し、大臣の椅子が目当てだけの党だろう。自民党とともに早く消えろと思うが。

10年後の公開で自民党に歩調を合わせた維新。あまりにも拙いと思ったのか、手のひら返しで政権を批判し国民の味方のポーズをとった。いまさら遅い。覆水盆にかえらず。

日本の少子化が止まらないどころか、出生率はずっと低下の連続。自民党は少子化担当大臣まで起き、対策のポーズをとり、国民を騙し続けたが、結局は何もしてこなかったことを統計が証明した。この党は、少子化対策だけでなく、拉致問題、北方領土、東京一極集中、核拡散防止、所得格差、経済対策に至るまで何も出来ず、結局は日本を衰退に向かわせた。

岐阜市の中心の有名な柳ガ瀬商店街は日本一のシャッター通りだそう。188店ある店の159のシャッターが閉まったまま。自民党無策、いや怠け、いや無能が数字で表れている。長年、金魚の糞で自民党を支え続けた公明党も同罪だ。

後進国の仲間入り

いや自民党が何もしてこなかったは言葉の間違い。まともなことは何もしなかったが、裏でせっせと裏金づくりと税金還付にがんばっていた。

東京への経済の集中。それも日本の衰退の原因。首都の知事は、国全体のことも考えながら首都の政治をしなければならないが、自分のことしか考えられない人間が知事になっている。亡くなった作家の知事にしろ、今の知事にしろ、大局を考えられない人間が東京の首長になるのも日本の不幸の一つ。選ぶ方にも問題はあろうが。

世界の技術力が結集と大阪万博を擁護し、その意義を誇張する連中もいる。バカなことを言うな。そんな祭りのイベントに誰が、未公開の真の核心技術を出すのか。ましてつけやきばのハリボテ万博にそんな技術が結集するわけもないだろが。空飛ぶ車も所詮はヘリコプターの延長にすぎないが、それすらも頓挫した。

万博期間中の地震が起きて会場に津波が来れば来場者はどうなるか。考えるだけで恐ろしいところで万博が行われる。津波が来れば皆、木の櫓に登ればいいか。しかし登る階段もないか。大津波に耐えられるかの実験建物があの木の櫓なのか。それにしてもいざという時の何万人もの食料備蓄はあるのか。いや、ないだろう。それをすれば恐れて誰も来なくなる。予算もないか。

大阪府の企業の転出超過が42年連続とのこと。大阪府の商店街もいたるところでシャッター通りが増えた。かけ声だけの維新はいったい何をしていたのか。万博と賭博では大阪の経済再生なんてできるわけがないのは解かっていたことだが。掛け声を張り上げ票を伸ばしたが化けの皮がはがれてきたか。いやはや。選ぶ府民の問題か。

中国のバブル崩壊を煽り、何十年とそれで飯を食っているヤツがいる。30年間、バブル崩壊、バブル崩壊の嘘で飯を食えればたいしたもの。日本の崩壊を先に心配しろと思うが。

政府がまたまた、嘘つき狼少年の財政健全化と経済成長の骨太の方針なるチンケな政策を発表した。骨太方針でなく、骨粗しょう症方針だろう。

「ウクライナに一日も早く平和を」 こんな中身のない言葉を日本の首相はG7で語る。そんな言葉ならわざわざ出かけなくても、日本で平和の鐘でも打ち鳴らしておけばいい。そんな言葉なら小学生の子供、いや幼稚園の子供でも話せる。なんとも情けない。どうして大人がしかも首相たる者が停戦のために何をすべきかを語らないのか。なぜ、日本の首相は中身が乏しいのか。

 

またまた神奈川県警で誤認逮捕。「おわび申し上げます」の言葉。お詫びで済むなら警察はいらないのがわかっていない。